3ヶ月間という短期間でのKPI設計から現状分析、施策実施まで伴走！ 分析サポートを導入するメリットとは？
株式会社Greenspoon
分析サポート導入の動機・課題
まずは株式会社Greenspoonについて教えていただけますか？
弊社は「GREEN SPOON」という、冷凍されたおかずをお届けするサブスクリプション型の食事サービスを提供しています。「たのしい食のセルフケア文化を創る」というミッションのもと、野菜がたっぷり含まれた健康的なお食事を提供しております。現在メインディッシュ・スープ・スムージーなど5種類の異なるカテゴリを用意しており、注文はウェブサイトで簡単に行えるサービスとなっています。お選びいただいた食事はご自宅にお届け、冷凍のまま保存いただけますので、いつでも好きなタイミングでお召し上がりいただけます。
ミッションや目標について教えていただけますか？
まず定性的な面では、継続的にご利用いただいているお客様に食のセルフケアを通じて自分を好きでいつづけていただくために、よりサービスを長く使い続けていただくための機能改善や、お客様との関係構築に注力しています。それを達成するための定量的な目標として「顧客生涯価値（LTV）の向上」を最も重要なポイントと位置づけています。また、ウェブの機能開発だけでなく、実際に商品が届く際のオフラインでの体験など、全体的な顧客体験設計を大切にしています。顧客関係性マネジメント（CRM）の企画、さらにキャンペーンやイベントといったスポット施策も含め、お客様により充実したサービスを提供できるよう、全般的な体験の向上に取り組んでおります。（辻様）
弊社では、世の中に対してインパクトを与えられる「問題解決」を行うこと、を日々行っています。社内、社外問わず、解決すべきさまざまな課題が山積しています。例えば、マーケティングでCVRが落ちています、SCM(サプライチェーンマネジメント)で在庫管理に問題があります、サービスでお客様にある価値が提供できていません、経営指標が体系化されていません、といったような問題です。その中で、事業にインパクトを与えられるような解決策を見つけ、実行していくことに注力しています。（平野様）
弊社へ依頼した経緯を教えていただけますか？
弊社では現在いくつかの課題を抱えています。1つめは、社内の各部署で追う重要KPIが定義しきれていないという点です。2つめは、重要KPIを定義できていたとしても、重要KPIを達成するためにどうPDCAサイクルを回すべきかが体系化されていないという点です。このような問題を抱える中、知人からHogetic Labさんをご紹介いただき、一緒にこれらの問題を解決できればと思いました。まずはミニマムで社内のいち部署で上記問題を解決し、上手くいけば他の部署にも展開、最終的には会社全体で問題解決できればと構想しています。
分析サポートを導入した効果・今後の展望
実際に導入してみて、良かったところを教えてください。
まず、単純に分析スピードがとにかく速く、さらに求めていた回答よりも2段、3段深堀りしてアウトプットをいただくことが多く、クオリティの高さを感じました。次に弊社はデータベースの構造やテーブルの内容が明文化されていない状況からスタートしたこともあり、そのような状態から共通で見られる基盤としてER図等を作成していただきました。こうした情報を整理したりまとめ上げるスピードや理解力が素晴らしいなと思っており、言葉だけで伝えるのが難しい部分も多い中それらをきちんと形にしていただけるスキルが非常に優れていると感じました。（平野様）
すべてをミーティング内で完結していただけたため、ミーティング以外で弊社が手を動かす必要がなく、物事が次々と進んでいくのがリソース観点で非常にありがたかったです。さらにミーティングの準備も入念に行っていただいたり、仮説も弊社以上にご提案いただき、ただデータを分析するだけでなくビジネスの構造やサービスの特性を踏まえた上で、「こういう仮説はどうでしょうか？」とご提案をいただけました。前職でのご経験や周囲の口コミなど、多様なインプットをもとに仮説を展開してくださる点がとてもありがたかったです。その結果、実際にご一緒に施策を進めたり、社内でも「この分析結果をもとに試してみよう」という取り組みが生まれました。また、最終アウトプットとしてまとめていただいた資料もクオリティが高く、社内のメンバーへの説明にも大変役立ちました。(辻様）
オススメポイント
最後にこれからの展望や全体を通してよかった点をお伺いできればと思います。
まるで何年も一緒に仕事をしてきたかのようなコミュニケーションや、迅速かつ深いアウトプットが得られる点で、個人的には非常におすすめです。特にスピード感を持って問題解決に取り組みたい企業には、非常に向いていると感じています。弊社としても今後もお付き合いさせていただけると嬉しく思っており、ピンポイントの施策検証や部署単位でのPDCAの運用など、現在は十分に実施できていない部分もありますので、今後そのような取り組みも一緒に進めていけたらと思っております。（平野様）
最初から短期間でスムーズにすり合わせができ、方向性を的確にリードしてくださりズレがないので、どの企業様でも即戦力としてすぐに活躍していただける会社だと思います。また、弊社としても今後とも重要な施策やデータ分析の部分でサポートをお願いしたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。（辻様）
